

・突然SDカードエラーが表示されてSDカードが使えなくなった!
・「フォーマットしてください」と表示されるけど撮った写真はどうなるの?
・SDカードのデータを修復したい!
・自力で修復(復元)したい!
どうも!今更のやっしーです!
GoProなどで旅行の写真を撮ったりしていると突然のエラーでSDカードが読み込めなくなってしまうことありますよね。
こうなると一切データを確認することができなくなるし、せっかく撮った写真が台無しです。
SDカードをフォーマットし直せば使用できるようになりますが、エラー前に撮った写真は消えてしまいます。
いつ起こるか予想もできない、そんなSDカードエラーが発生してしまったときの対処法です。

今回は突然SDカードエラーが表示されてしまったときの復元方法や注意すること、お金をかけず自力でSDカードのデータを修復するところまで解決していきます。
是非参考になればと思います!
ー コンテンツ ー
SDカードエラーが起きてしまった場合の対処法
SDカードエラーが出た瞬間ってかなりショックですよね。
一瞬で瞳孔が開き、頭の中が真っ白になっちゃいます。。。
パニックになって取り返しのつかないことになる前にSDカードエラーがおきてしまったときは順番に下記の項目を試してみましょう。
-
\SDカードをフォーマットする前に注意すること。/
- 1.SDカードを抜き取るときは適正に取り扱う。
- 2.機器でデータ読み込み中は出来るだけ操作しないこと。
- 3.使用しないときはSDカーケードを必ず使用する。
- 4.SDカート電子部分に触れない、SDカードを乱暴に扱わない。
- 5.ダブルスロットを活用する。
なぜSDカードエラーが起きるのか
突然発症するSDカードエラー。
なぜSDカードエラーは起きてしまうんでしょうか。
SDカードエラーが起きる原因はさまざまなことが挙げられます。
-
\SDカードエラーが起きてしまう原因/
- 1.機器の規格にSDカードが対応していない。
- 2.SDカードの容量が大きすぎる。
- 3.読み込み中に機器からSDカードを抜いてしまった。
- 4.本体とSDカードが汚れなどによる接触不良。
- 5.SDカードの物理的な破損。
これらが原因でSDカードエラーが発生します。
1と5の、機器の規格にSDカードが対応していない場合はどうしようもありませんが、3の、電子部分の汚れが原因でエラーが起きる場合は簡単に改善できるのです。
SDカードエラーが起きてしまう原因で可能性が高いのが1と2のパターンが多いと思いです。
意外と見落としやすい、SDカードの容量が大きすぎると機器が対応していなくエラーが起こりやすくなります。
パソコンなどで使用する場合は問題ないのですが、デジカメやビデオカメラで使用する場合はSDカードのデータ容量が機器に対応しているかをよく確認しましょう。
SDカードをフォーマットする前に注意すること

SDカードエラーが起こった場合、「フォーマットしてくさい」と機器の画面に表示され、SDカードの中に大事なデータがある場合はそのままフォーマットしてしまうと保存されているデータが全て初期化されてしまうので注意しましょう。
SDカードにデータが入っていない場合はそのまま「フォーマット」で初期化すると読み込めなくなったSDカードが復旧して使用できるようなります。
SDカードに大事なデータなどがある場合はフォーマットしない。
SDカードの中に大事なデータが入っている場合でエラーが出てしまった時はフォーマットしないことをオススメします。
何らかの原因でSDカードエラーが起きてしまっても、データ自体が消えたわけではありません。
データが破損している可能性はありますがSDカードが読み込めないだけでデータは残っている場合が多いようなのでデータの復元ができる可能性が高くなります。
ですので、SDカードにデータがある場合はフォーマットしてしまうとデータの復元ができなくなってしまう可能性が高くなります。
万が一、SDカードをフォーマットしてしまった時は新しいデータを作成したり、写真や動画を撮ったりせずにデータの復元を試してみましょう。
再発防止のための対策。
SDカードエラーを起こさないようにする為の防止対策を日頃からしておくことも大事です。
また、データのバックアップを定期的にすると損失してしまうデータの量を減らすことができるのでバックアップはしっかりととっておきましょう。
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\SDカードエラーを起こさない為の対策と予防/
- 1.SDカードを抜き取るときは適正に取り扱う。
- 2.機器でデータ読み込み中は出来るだけ操作しないこと。
- 3.使用しないときはSDカーケードを必ず使用する。
- 4.SDカート電子部分に触れない、SDカードを乱暴に扱わない。
- 5.ダブルスロットを活用する。
SDカードエラーは普段からいかに防止するかが大事です。
データ読み込み中にSDカートを本体から抜いたり、読み込み中にさらに読み込む作業をしたりするとエラーを起こす原因となります。
SDカードは精密機器です、電子部分を触ったり曲げたりすると破損する恐れがあるので、SDカードは大切に扱いましょう。
また、最近のデジカメなどはSDカードのダブルスロットルがあり、撮った写真や動画をもう一枚のSDカードに常にバックアップをしてくれる機能が搭載されているものが多くなったのでそういった機能を活用することで、万が一SDカードエラーが起きてしまったときにはかなり助かります。

SDカードのデータを復元する前に注意すること

SDカードの中にデータがある場合はデータを復元したいですよね。
そんなときはどうしたらいいのでしょうか?
まず、SDカードのデータを復元するには業者に依頼するか、自分でソフトを使用し復元する方法があります。
ソフトを使用して復元するにはパソコンがないとできませんので、パソコンがない人は業者に頼むしかないという選択肢しかありません。
パソコン持ってるから復元ソフトを使用して試してみようという方、ファイル復元ソフトはほとんど有料なものが多くて無料のものはあまりソフトの性能いがよくないのでしっかりとデータの復元が難しかったりします。
単純な書類データや写真くらいなものだとフリーソフトで修復できる可能性は高いですが、動画や音楽などになると無料の復元ソフトでは手に負えなくなります。
高率でデータを復元したい場合は業者に依頼することをオススメしますが、まずは有料のファイル復元ソフトを使うこともオススメです。
修理業者に依頼する。
修理業者に頼むことで、専門の業者にSDカード内のデータを復元してもらえます。
メリットは復元できるデータの確率が高い、物理的に破損したSDカードでもデータを取り出せる可能性があるというところですが、高額な費用がかかる点とSDカードを業者に渡すので手間がかかる、SDカード内のデータを見られてしまうというところがデメリットです。
SDカードエラーが修理できる業者はいくつもありますが、データ復旧業者はあまり良い口コミを聞きません。
依頼してみたはいいが、「かなり高額の費用を請求された」「営業が強引」「断りにくい」「費用が高いと言うと半額くらいになった」などの口コミがよくネットで書かれています。
お金には変えられないと言う方は専門業者に依頼しても良いと思いますが、まずは有料の復元ソフトを利用してみてからの方がよいでしょう。
しかし、「水没」「破損」など物理的なことでデータが取り出せない場合は専門業者に依頼するしかありません。
有料のファイル復元ソフトを使用する
有料のファイル復元ソフトを使うことでパソコンからSDカードを復元(復旧)できます。
最近の復元ソフトは高性能になっているので、削除されたデータや、消えてしまったデータ、破損しているデータを高い確率で復元できる可能性がある。
メリットはパソコンを持っていればSDカード内にあったデータを復元できるところです。
デメリットはやはり費用がかかってしまうことと、ファイルの検索などに時間がかかってしまうこと。(データの容量にもよりますが、3時間かかる復元ソフトもありました。)
また、必ずしも全てのデータが復旧できるわけではないのでその点もデメリットとなりますが、これた専門の業者に依頼しても同じです。
SDカードエラーが出てしまったSDカードを復旧できる有料の復元ソフトをいくつかご紹介します。
Recverit(リカバリット)

1000種類以上のファイル形式とフォーマットを復元に対応している「リカバリット」
使いやすいソフトなのでパソコン初心者の方でも分かりやすい表示でデータの復元ができます。
有料プランは7,980円から使用することができます。
EaseUS Data Recovery Wizard

全てのファイルに対応している「EaseUS」。97.3%の高い復旧率のデータ復旧ソフト。
3ステップだけで簡単に失ってしまったデータを復元できるので、こちらのソフトも分かりやすくて使いやすいソフトです。
有料プランは「9,790円(税込)」から利用できます。
ファイナルデータ復元

文字化けしたOfficeも修復できるプランがある「ファイナルデータ復元」
無料体験版はデータが復元できるか事前に確認ができるので購入したが復元できなかったと言うことがありません。
有料版は「7,110円(税込)」から購入することができます。
お金をかけず自力でSDカードのデータを復元する方法
SDカードエラーで読み込めなくなったSDカードのデータを自力で復元する場合にどうすればいいかまとめてみました。
私が無料でSDカードのデータをお金をかけずに復元できないか試行錯誤してデータの修復ができたので参考にして頂けたらと思います。
※必ずしも全てのデータが復元できるわけではありません。
※この方法を使用して、万が一データの復元ができなかったり完全にデータが消えてしまっても責任が取れませんので、自己責任でお願いします。
無料で使用できるフリーソフトを使う。
完全無料でデータを復元できるフリーソフトを紹介します。
フリーのデータ復旧ソフトは基本的にWindows版のみです。
有料版のようにあらゆる種類のデータは対応しておりませんが、写真や書類などのデータであれば復元できる可能性があります。
USBメモリ復旧
動画は難しいですが写真や書類であれば無料で使用できる復旧ソフトです。
使いやすいがデータ検索に時間がかかってしまいます。
データ検索後、復元できるかどうかがわかるので時間に余裕がある時か寝る前に検索開始をして朝起きて結果を確認するよ良いでしょう。
Zero Assumption Recovery
海外製のデータ復元フリーソフト。
日本語には対応していませんが、無料でデータを復元できるひとつのソフトなのでオススメです。
英語表記なので検索で調べて、解説を紹介しているホームページを見ながら使用することをオススメします。
Disk Digger
USBメモリ復旧と同じように動画は難しいですが、写真や書類であれば復旧ができるフリーソフトです。
ダウンロードページは英語ですがソフトは日本語に対応しています。
有料ソフトのお試し版を使って復元する。
有料のファイル復旧ソフトには制限付きで○○Mまで無料でデータを復元できるサービスを扱っているところもあります。
中には2Gまでファイルを復元できるところもあるので利用しない理由はありません。
また、お試し版を使うことによって失ったデータを復元できるかどうかの確認もできるので、SDカードが水没や物理的破損でない場合にはとりあえずお試し版でデータが復元できます。
EaseUS Data Recovery Wizard
上記で紹介した「EaseUS Data Recovery Wizard」には無料で2Gまでのデータを復元可能。
2G以内であれば無料でデータが復元できるので、試してみる価値はあります。
写真や書類であればそれなりのデータが復旧できるのでオススメです!
Recverit(リカバリット)
こちらも上記で紹介した「Recverit(リカバリット)」には無料で100Mまでデータを復元できます。
無料で復元できる容量が少し少なめですが、一つでも多くのデータを取り出すためには利用しないわけにはいきませんね。
Disk Drill
こちらは有料版のお試しで、500Mまで無料でデータの復元可能。
少し使いにくいところもありますが500Mまでのデータが復元できる可能性があるので利用する価値があります。
自力で修復する最終手段「Photo Rec」

PhotoRecは上記で紹介してきたフリーソフトと少し使い方が違いうので注意。
「PhotoRec」は「TestDisk」と呼ばれるパーティション復元ソフトに同封されています。
この、フリーソフトは、Windowsのコマンドプロンプトを使用するので初心者の方はハードルが高くなりますが、Google先生に「Photo Rec 使い方」などで検索すると親切なブロガーさんが使い方を教えてくれるので手順どおり作業をすればできないことはないでしょう。
データを復元するために、色々なフリーソフトを試して見ましたがやっしーは「Photo Rec」が一番データを復元出来ました。
復元できる動画もありましたが、再生できなかった動画があったり音声が変になっているものや途中まで再生できた動画などがあり、全ての復元はできませんでした。
少し使い方が難しいですが、無料でデータ復元をしたいという方は試して見る価値があります。

まとめ
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\SDカードエラーが起きたら/
- 1.本体を再起動してみる。
- 2.電源をOFFの状態でSDカードを差し直してみる。
- 3.SDカード挿入部分とSDカードを掃除してみる。
- 4.SDカードに保存されたデータがない場合はフォーマットする。
-
\SDカードエラーが起きてしまう原因/
- 1.機器の規格にSDカードが対応していない。
- 2.SDカードの容量が大きすぎる。
- 3.読み込み中に機器からSDカードを抜いてしまった。
- 4.本体とSDカードが汚れなどによる接触不良。
- 5.SDカードの物理的な破損。
-
\SDカードをフォーマットする前に注意すること。/
- 1.SDカード内に大切なデータがある場合はフォーマットはしない。 フォーマットをしてしまうとSDカード内のデータが初期化されてしまうので、大切なデータがある場合はフォーマットはせず、データ復元を試そう。
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\SDカードエラーを起こさない為の対策と予防/
- 1.SDカードを抜き取るときは適正に取り扱う。
- 2.機器でデータ読み込み中は出来るだけ操作しないこと。
- 3.使用しないときはSDカーケードを必ず使用する。
- 4.SDカート電子部分に触れない、SDカードを乱暴に扱わない。
- 5.ダブルスロットを活用する。
-
\SDカードのデータを復元する前に注意すること。/
- 1.SD専門業者へ依頼すると費用が高額になってしまう。 専門業者へ依頼する場合は高い確率でデータの復元ができますが、高額な費用が発生してしまいます。 水没や物理的破損は専門業者へ依頼するしかない。
- 2.有料のファイル復元ソフトを利用する。 専門業者へ依頼するよりかはデータ復元できる確率は下がりますが、水没や物理的破損したSDカードでない場合は復元できる可能性があります。
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\お金をかけず自力でSDカードのデータを復元する方法/
- 1.無料で使用できる復元ソフトを使う。 有料版のようにあらゆる種類のデータは対応しておりませんが、写真や書類などのデータであれば復旧できる可能性があります。
- 2.有料ソフトのお試し版を使って復元する。 3つの有料ソフトのお試し版を使用して2.6Gのデータを復元できる可能性があります。
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\自力で復元できる最終手段/
- 1.無料で使える「PhotoRec」 Windowsのコマンドプロンプトを使用してデータ復元ができる。 初心者はハードルが高いように思えるが、手順を見ながらやればOK。 動画も復元できるが、必ず復元できる物ではない。
SDカードエラーから復元する方法と、有料ソフトとフリーソフトでデータの復元する方法、お金をかけず自力でデータ修復の最終手段まで紹介しました。
できるのならSDカードエラーには出くわしたくありませんよね。
SDカードエラーで大切なデータが電子の渦に迷い込まないように日頃から予防や対策をしておくことが大事です。
もしもSDカードエラーが起こってしまった時に参考になればと思います。